2017年4月11日付
東北で2番目に少なく

本県の緊急消防援助隊

前年比2隊の微増

 県内の緊急消防援助隊は東北6県の中で2番目に少なく、この1年間で2隊の増加にとどまった。総務省消防庁が11日公表した今月1日現在の同援助隊の登録隊数で示されたもの。

 同援助隊は、被災地の消防力だけでは対応困難な大規模災害や特殊災害が発生した際、発生地の市町村長や都道府県知事または消防庁長官の要請で出動し、現地で都道府県単位の部隊編成がなされた後、災害活動を行う。

 東日本大震災を上回る被害が想定される南海トラフ地震などに備え、大規模かつ迅速な部隊投入のための体制整備は不可欠。こうしたことから、同庁は全国の登録隊数を25年度末の目標数だった4,500隊を30年度末には6,000隊規模に大幅増隊したい考えだ。

 今月1日現在の全国の援助隊数は前年同日現在に比べて357隊、6.7%多い5,658隊(重複登録を除く)で、この1年間で5,500隊を超えた。県内の状況は下表のとおりだが、合計では初めて80隊を超えた前年の81隊から83隊に。増加数は前年の6隊から2隊に縮小するなど、ほとんど増えていないに近い状態だ。

 全国最多は東京の326隊で、最少は佐賀の41隊。東北6県の中で本県は、山形の65隊に次いで少ない。東日本大震災被災県の東北3県は、宮城が東北最多の126隊、福島が122隊 、岩手が92隊を数える。   (午前零時)

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