2017年4月8日付
17日間の舌戦に幕

立候補者(届け出順)

寺田 典城 76 無所属・元
 山内 梅良 69 共産党・新 
 佐竹 敬久 69 無所属・現 

  知事選、あす投開票

 現職佐竹氏が先行

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 任期満了に伴う県知事選は、8日午後8時で17日間にわたる舌戦に幕を下ろし、あす9日の投開票を待つばかりとなった。立候補しているのは、届け出順に元参院議員で元職の寺田典城氏(76)=無所属、秋田市手形=、新人の山内梅良氏(69)=共産党、同市雄和=、3選を目指す現職の佐竹敬久氏(69)=無所属・同市千秋=の3氏。組織力などを駆使して先行した現職に、元職がどれだけ迫れるか注目される。

 25年の前回は過去18回にわたる知事選の中で初の無投票だったため、今選挙は8年ぶりの選挙戦。知事を連続3期、参院議員を1期務めた寺田氏は今回、非自民勢力に加えて保守系の団体や商工団体の支持をも取り付けた現職時代から一転、組織の支援を受けずに選挙戦に臨んだ。「秋田よ、変われ。」をスローガンに、「議論をしないで今のやり方をもう4年やられたら、秋田県は本当にだめになってしまう」と訴えながら、「モノより人にお金を使う政治を」とアピール。

 県議会議員(3期)として寺田、佐竹両県政に批判姿勢を示してきた山内氏は「チェンジ 秋田!」をスローガンに、「殿様県政から庶民派県政に変えなくてはいけない。対話を重ねていきたい。その対話と思いの中で、きちんと政策を実現していきたい」と訴えながら、「庶民を見ない県政から いのちとくらし最優先の県政へ」とアピール。

 3月中に県人口が87年ぶりに100万人を割り込んだ可能性が高い中、3選を目指す佐竹氏は「みんなの一歩で秋田が動く "人口減少の克服"をめざして!」をスローガンに、2期8年の実績を訴えながら〇若者や女性に将来性のある職場づくりを〇日本一の子育て教育県へ、元気な高齢県へ〇若者にもお年寄りにも楽しい秋田に、の3点を柱とする公約をアピール。

 最終日は3氏とも大票田の秋田市を終日巡り、いずれも午後7時半ごろから8時前にかけ、寺田氏が同市千秋の事務所前で、山内氏がJR秋田駅前で、佐竹氏が同市川尻町の事務所駐車場で"最後の訴え"をし、17日間の舌戦に幕を下ろした。

 労働、農業、商工など県内の各団体から幅広く推薦を得た佐竹氏は県内の広年代層、地域の支持を取りつけ、上滑りに警戒感を強めながらも寺田、山内両氏に先行。終盤になって事実上一騎打ちの様相を強めた中、寺田氏が佐竹氏にどれだけ迫れるか、あすの投開票結果に注目が集まる。7日現在の期日前投票者は17万9,676人を数え、選挙戦となった前々回を6万7,849人上回った。同投票率は、同8.21ポイントアップの20.14%。 (午後8時1分) 前の記事