2017年4月3日付
12四半期ぶりプラス

日銀秋田支店の3月短観

先行きは再びマイナス予測

 日銀秋田支店は3日、企業短期経済観測調査(短観)の3月調査結果を公表した。製造業、非製造業をあわせた全産業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回28年12月調査から3ポイント改善してプラス2に。4四半期連続で改善し、26年3月以来12四半期(3年)ぶりにプラスに転じた。反面、3カ月後の先行きは6ポイント悪化のマイナス4を見込んだ。

 業況判断DIの内訳は下表のとおりだが、うち製造業は電気機械など幅広い業種で改善。この結果、同指数は前回調査から10ポイント改善してプラス8となり、6四半期ぶりにプラスに転じた。しかし、3カ月後の先行きは8ポイント悪化してプラスマイナス0に。

 非製造業は、建設などの改善を受けて前回調査から1ポイント改善してプラスマイナス0となった。しかし、3カ月後の先行きは5ポイント悪化のマイナス5を見込んでいる。

 28年度の経常利益は、受注減少や費用増加から4年ぶりの減益見込みで、前回調査対比でも費用増加などを背景に下方修正された。増収効果や価格上昇による利益率改善への期待から、29年度は増益に転じる計画。
 
 うち製造業は、28年度が前回調査から12.8ポイント下方修正され、4年ぶり減益の見込みだ。29年度は、増益に転じる計画。
非製造業は、28年度が前回調査から9.5ポイント上方修正されたものの、減益が見込まれる。29年度は、ほぼ前年度並みの計画。  (午後5時半)

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