2017年3月28日付
4年ぶりに増加

県内の28年旅券発行件数 

秋田北地方は1,166件

 昨年の県内一般旅券(パスポート)発行件数は4年ぶりに増加に転じたが、2万件を割り込んだ15年以降では3番目に少なかった。県の県民生活課が28日公表した28年旅券統計で示されたもの。うち秋田北地方の市町村窓口で交付した件数は、県傾向と同様、4年ぶりに増加した。

 県全体の28年発行件数は1万1,341件。昭和55年の9,388件以来35年ぶりに1万件を割り込んだ前年に比べて1,480件、15%増加し、4年ぶりに減少に歯止めをかけた。

 増加に転じた背景について同課は「18年に導入されたIC旅券が10年目の切り替えの時期にあたったことや、円高による海外渡航への関心の高まりがあったことなどによるものと考えられる」と分析。とはいえ、初めて2万件を割り込んだ15年以降では27年の9,861件、26年の1万693件に続いて3番目に少ない。

 全国(47都道府県)で発行件数が最少だったのは島根県の9,782件で、これに鳥取県の1万348件、高知県の1万686件が続き、本県は4年連続4番目。また、人口1,000人あたりの本県の発行件数は前年比1.6件増の11.1件で、全体数と同様4年ぶりに増加したものの、2年連続で全国最少だった。

 うち秋田北地方の市町村窓口で交付したのは、5市町村全体で1,166件。前年に比べて114件、10.8%増加し、県傾向と同様4年ぶりに減少に歯止めをかけた。

 同地方の市町村別内訳は〇大館市=621件(前年比43件、7.4%増)〇北秋田市=243件(同11件、4.7%増)〇鹿角市=同(同47件、24%増)〇小坂町=41件(同3件、7.9%増)〇上小阿仁村=18件(同10件、80%増)と、全5市町村で増加。  (午後1時半)