2017年3月26日付
季節は春本番へ
 
北帰行の白鳥の群れ

秋田北地方の上空飛び交う

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集団で飛び交う光景も各地で見られる(26日午前、大館市東台地内で撮影)

 県北部に位置する秋田北地方も日増しに春めいてきた中、「冬の使者」白鳥の群れが鳴きながら同地方上空を通過したり、水田で羽を休めて落ち穂をついばんだりする光景が各地で見られる。

 同地方を含む県内の主な飛来地は、鳥インフルエンザ予防策として餌やり禁止の措置がとられている。このため、かつての飛来地のほとんどは移動時の通過点にすぎず、同地方屈指の飛来地だった大館市長木川の「白鳥広場」も事実上"形骸化"。

 東北に飛来する白鳥たちは例年、3月にシベリアへの旅立ちを開始し、4月中にすっかり姿を消す。今季も、雪解けの水田に舞い降りて落ち穂をついばんだり、「さようなら」とばかりに住宅街などの上空を鳴きながら舞う姿が秋田北地方の各地で見られる。

 まずまずの天候となった26日も大館市上空をいくつかの群れが通過し、朝のあいさつを交わしあう市民からは「北帰行の季節ですね」の会話も。季節はこれから、春本番を迎える。