2017年3月16日付
根下戸米代川公園管理組合を指定
170316AP.JPG - 46,108BYTES
清掃作業に汗を流す根下戸米代川公園管理組合
国交省の河川協力団体

来月、米代川河川緑地供用開始

 国土交通省東北地方整備局は16日、河川協力団体として新たに4団体を指定した、と発表した。県内からは米代川の清掃やパトロールなどに取り組んでいる大館市の根下戸米代川公園管理組合(田中長六組合長)を指定。来月には根下戸地区米代川河川緑地が供用開始となり、今指定を受けて同組合は同緑地の維持管理面でも重要な役割を担う。

 河川協力団体制度は、25年6月に公布された「水防法及び河川法の一部を改正する法律」によって創設。自発的に河川の維持、河川環境の保全・啓発等に関する活動を行うNPOなどの民間団体を支援するもので、河川管理者のパートナーとして河川の清掃や除草、不法投棄の監視など地域に密着した活動をしてもらうことで地域の実情に応じた河川管理の充実が図られる、と同省は期待。

 指定を受けた団体は、河川管理者から河川維持管理などの委託を受けることができるほか、河川への看板設置など同団体が活動するために必要となる河川法上の許可が簡素化される。

 第1期として29団体(26年4月24日付)、第2期として16団体(27年3月2日付)、第3期として7団体(28年3月7日付)を河川協力団体に指定してきた東北地方整備局は、きょう第4期として大館市の根下戸米代川公園管理組合を含む東北の4団体を指定。

 これにより、東北全体では56団体を数える。うち根下戸米代川公園管理組合は県内で6番目、秋田北地方では同じく米代川にかかわる北秋田市の河川愛護団体、ラブリーバーネット北秋田に次いで2番目の指定。

 大館市では、米代川の防災効果を高め、親水空間としてのにぎわいの創出や健康増進を図ることを目的に25年7月から根下戸地区住民と国土交通省、市がワークショップなどを重ね、田中橋周辺の河川敷に多目的芝生広場や駐車場、散策路などを造成する同地区米代川河川緑地の整備を進めてきた。そうした取り組みの中で昨年6月に発足したのが同管理組合。

 昨年10月15日には、地域住民のほかグラウンドゴルフ愛好者、城西小児童などあわせて180人余の参加を得て、プレオープンイベントを開催。来月の供用開始に向け、同管理組合と国、市が協働で維持管理する体制も整い、新たな交流の場の創出と地域の活性化に役立つものと期待されている。  (午後4時半)