2017年3月8日付
2月では5年ぶり2件

先月の県内倒産

負債額、東北で2番目に少なく

 先月の県内倒産は、2月としては5年ぶりに2件にとどまり、負債総額は同3年ぶりに2億円を下回った。東京商工リサーチが8日公表した同月の全国企業倒産状況で示されたもの。同総額は、東北で2番目に少なかった。

 2月の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は全国計で688件、負債総額は1,158億3,400万円。件数は前年同月に比べて4.8%、35件減少し、2カ月連続で前年同月を下回り、同月としては3年の677件以来26年ぶりの低水準。

 倒産の抑制状態が続いており、要因として金融機関が中小企業の債務返済を繰り延べる「リスケジュール」要請に応じているのに加え、国内景気の緩やかな回復、財務内容に改善の兆しがみえる企業への貸出増などがあるとみられる。

 また、負債総額は同29.1%、476億8,200万円減少し、2カ月ぶりに前年同月を下回った。負債100億円以上の大型倒産が8カ月ぶりに皆無(前年同月は1件)となり、負債1億円未満が全体の73.4%を占める505件と、小規模倒産が70%台で推移する状況に変わりはない。

 東北計と各県の22年以降の2月倒産件数、負債総額推移は下表のとおりだが、うち本県の件数は前年同月の半数で、同月としては24年以来5年ぶりに2件にとどまった。

 また、負債総額は前年同月の9億8,200万円から1億9,800万円に減少し、同月としては26年と同水準で3年ぶりに2億円を下回った。東北6県の中では、岩手の6,700万円に次いで少ない。東北全体の件数は同13件、44.8%減の16件で、8カ月ぶりに前年同月を下回った。  (午後3時)

件数=件=       左から今年/28年/27年/26年/25年/24年/23年/22年
負債総額=単位100万円= 左から今年/28年/27年/26年/25年/24年/23年/22年
東北計
16/29/24/25/34/26/29/45
4,601/9,100/3,454/3,604/7,490/13,698/7,651/10,561
青森
4/8/5/7/3/5/4/4
551/2,655/1,917/1,820/286/2,741/162/1,462
岩手
1/2/3/3/5/2/3/4
67/138/66/440/1,543/48/281/164
宮城
5/9/4/7/9/4/16/15
3,175/4,134/785/739/2,286/515/5,809/4,932
秋田
2/4/4/5/7/2/2/6
198/982/309/198/3,008/8,111/231/452
山形
2/4/7/2/5/9/0/7
410/591/347/50/165/867/0/484
福島
2/2/1/1/5/4/4/9
200/600/30/357/202/1,416/1,168/3,067