2017年3月7日付
本県は全国最高の上昇

昨年の老舗企業倒産構成比

過半数が業歴30年以上

 県内で昨年倒産した老舗企業は倒産企業全体の過半数を占め、構成比は全国で4番目に高く、構成比の前年比上昇幅は全国最高だった。東京商工リサーチが7日公表した28年「業歴30年以上の『老舗』企業倒産」調査結果で示されたもの。本県を含む東北6県の倒産企業全体に占める老舗企業の割合は、全国で2番目に高かった。

 28年に倒産した企業件数は、全国計で前年比4.1%、366件減の8,446件。業歴30年以上の老舗企業の構成比は32.2%で、前年より0.1ポイント低下した。47都道府県中、同構成比が最も高かったのは山口県の57.6%で、同1.9ポイント低下。以下、岩手県(構成比55.5%)、福井県(同54.5%)と続き、本県は52.7%で4番目だった。

 一方、老舗企業の構成比が前年より上昇したのは20都府県(前年33都道府県)と大幅に減少した中、本県は前年に比べて18.7ポイント上昇し、全国最大の上昇幅に。以下、滋賀県の同13.1ポイント、岩手県の同12.4ポイントなどが続く。

 「人口減少などの課題を抱える地域で老舗企業の構成比が上昇しており、人口減と企業の参入状況などを体系的に分析することが必要な時期かも知れない」と同社。ちなみに、減少が加速度的な本県の人口は、今月100万人を割り込む公算が大きい

  東北6県平均の同構成率は、前年に比べて3.7ポイント上昇し、43.1%となった。全国最高は四国で前年の54.1%から45.4%に低下したものの、3年連続最高。 (午後4時)