2017年3月6日付
上を目指しロスで単身修行中

大館市出身のプロボクサー中嶋

4月17日に今年最初の試合

 大館市出身のプロボクシング日本ライト級ランカー中嶋龍成(22)=本名中嶋隆成・山龍ジム・大館鳳鳴高出=は、4月17日に東京・後楽園ホールで今年最初の試合に臨む。対戦相手は、2012年度スーパーフェザー級全日本新人王の柳達也(27)=伴流ジム=。中嶋は現在、ロサンゼルスに初の単身修行に乗り込んでおり、今年こそ飛躍につなげたいところ。

 2015年度(第62回)全日本新人王の中嶋は昨年4月10日、ランキング入り後初試合を勝利で飾ったものの、左拳剥離骨折のアクシデントに見舞われた。7カ月ぶりとなり復帰戦は同11月21日、ノーランカーながら経験豊富な太田啓介(32)=レパード玉熊=を判定3-0で下した。

 連勝を7に増やしてプロ戦績を9勝1敗とした中嶋だが、同2月23日の試合以来KO勝ちから遠のいており、復帰戦では「今回こそはKOと決めていたが、不甲斐ない試合内容になってしまった」と反省。

 先月24日に一般財団法人日本ボクシングコミッションが公表したところでは、中嶋の日本ライト級ランキングは15ランカー中14位。負傷なども背景にあって昨年はまったく上位ランカーとの対戦に恵まれず、全日本新人王に輝いてランキング入りして以降1つ順位を上げたにとどまっている。

 現状打破を目指して中嶋は、2月15日から米国のロサンゼルスワイルドカードジムに単身乗り込み、1カ月間にわたってスパーリングを中心とした"武者修行"の最中だ。こうした中で決定した今年最初の試合は、4月17日午後6時から後楽園ホールで行う「アンタッタチャブル・ファイト」。中嶋はセミファイナルで柳達也と、全日本新人王同士で60キロ契約8回戦で雌雄を決する。

 中嶋より約4年早い2010年2月にプロデビューした柳の戦績は、11勝(4KO)5敗1分。デビュー後は10連勝と破竹の勢いだったものの、最近の7試合は1勝5敗1分と伸び悩んでいる。うち昨年は元日本王者を追い詰めておきながら僅差で判定負けを喫するなど、2戦2敗と勝ちに見放された。このため柳は、ランキング復活を目指して「今年は取りこぼさない」との決意を固めており、武者修行帰りの中嶋にとってもタフな試合が予想される。