2017年3月5日付
5月3日に「創立90周年記念展」
 
今春の秋田犬展覧会
 
5日に本格シーズン入り 

 創立90年の節目を迎える公益社団法人秋田犬保存会(本部:大館市)の29年春季展覧会は、5日から本格化する。うち第136回目を数える本部展は、例年同様、5月3日に大館市の桂城公園が会場。今年は「創立90周年記念展」と銘打っての開催となる。

 秋田犬の保護繁殖、体形の固定化や秋田犬で文化の発展に寄与することなどを目的に、当時の大館町長、長泉茂家氏によって同保存会が設立されたのは昭和2年5月(1927年)。

 古くから大館地方に伝えられた「大館犬」による闘犬が盛んになったことで、他犬種との交配などを重ねて雑種化していくことへの危惧が設立の背景にあったという。設立から4年後の昭和6年には、秋田犬が日本犬で最初の天然記念物に指定された。

 忠犬ハチ公の死亡に伴って昭和10年には大館駅に忠犬ハチ公銅像が建立され、同12年と14年にはヘレンケラーに各1頭の秋田犬が贈呈されるなど秋田犬を取り巻く歴史が変遷を重ねる中、全国各地に同保存会の支部や総支部が発足し、現在に至っている。初代から13代まで地元大館から選出された歴代会長は、昨年初めて県外(大阪府)に移った。 

 今春の展覧会は、一足早く2月12日に第44回北米クラブ展(ロサンゼルス支部から昨年改称)が開かれ、国内も同26日の第84回埼玉県支部展を皮切りに開幕。本格的なシーズン入りは、今月5日の第81回千葉県支部展、第10回福岡中央支部展、第9回三岐支部展、第51回香川県支部展からとなる。

 一方、県内は4月2日に潟上市飯田川の「メルシティ潟上」駐車場で秋田中央支部展主管による第98回東北北海道総支部展が開かれるのに続き、県北支部主管で秋田犬展覧会最高峰の本部展を、創立90周年記念展に位置づけ、例年どおり5月3日に開催。 (午前零時)