2017年3月4日付
少ない方から全国3番目

昨年の県内外国人延べ宿泊者数

総数は全国6番目に少なく

 観光庁は3日、28年宿泊旅行統計調査の結果(速報値)を公表した。日本人観光客、外国人同をあわせた県内の延べ宿泊者数は前年に比べて5%余減少し、47都道府県中少ない方から6番目。うち外国人延べ宿泊者数は同5%増加したものの、全国平均を3ポイント下回り、全国で3番目に少なかった。

 全国の延べ宿泊者数は前年比989万3,930人、2%減の4億9,418万4,440人。初めて5億人を突破した前年から一転、5年ぶりに減少。うち日本人の同宿泊者数は同1,516万2,750人、3.5%減の4億2,330万1,020人と伸び悩んだ。「ウィークやシルバーウィークの日並びが悪かったことや、熊本地震、台風などの影響により減少したものと考えられる」と、同庁は分析。

 県内の延べ宿泊者数は327万8,750人で、前年に比べて5.2%減少した。東北6県は岩手が同0.3%の微増だったのを除いて軒並み減少しており、山形が10.4%、福島が10.3%、青森、宮城が各7.5%と、減少5県の中で本県は最も減少の度合いが緩い。しかし、本県の延べ宿泊者数は東北の中では群を抜いて少なく、全国でも徳島(225万6,370人)、奈良(244万2,640人)、高知(271万3,610人)、佐賀(291万5,690人)、鳥取(293万560人)に続いて少ない方から6番目。

 一方、外国人延べ宿泊者数は全国計で7,088万3,420人で、同526万8,820人、8%増加した。5年連続の増加ながら、増加率は同5年間で初めて1ケタ台に。それでも、調査開始以来初めて7,000万人を突破した。

 県内の外国人延べ宿泊者数は同5%増の6万2,810人。増加率は全国平均を3ポイント下回り、同宿泊者数は福井(5万3,830人)、島根(5万7,980人)に続いて全国3番目に少なかった。このほか、全国平均の客室稼働率は60%なのに対し、本県は44.1%にとどまり、長野の35.5%、新潟の40.9%、福井の41%に続いて3番目に低い。 (午前零時)