2017年2月23日付
10カ月ぶり200人超え

秋田北地方の人口減少数

県人口、3月に100万人割れの公算大

 秋田北地方の人口は先月、減少数が10カ月ぶりに200人を超えた。県調査統計課が23日公表した1月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」で示されたもの。県人口は、3月中に100万人を割り込む公算が大きい。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 今月1日現在の県人口は男性47万2,161人、女性53万3,206人の計100万5,367人で、前月に比べて1,250人、0.12%減少した。100万人まで5,367人と迫った中、今後前年同月と同水準の減少数(前年2月1,026人、同3月4,561人、計5,587人)と仮定すれば、3月中に100万人を割り込むことに。

 一方、秋田北地方の1日現在人口は14万4,094人で、前月に比べて225人減少した。減少数が200人を超えたのは、前年3月の856人減以来10カ月ぶり。3月は、地元高卒者の県外就職などを背景に最も人口流出が大きいため、3月中の14万5,000人割れは確実だ。同地方で減少数が最も多かった北秋田市は、県内5番目の規模にのぼる88人減少し、前月(39人減)の2倍以上に拡大。

 県内の世帯数は前月比252世帯減の38万8,424世帯で、減少数は2カ月連続で200世帯を超えた。うち秋田北地方は同67世帯減の5万4,811世帯で、減少数は前月より20世帯拡大。東成瀬村(805世帯)に次いで県内2番目に世帯数が少ない上小阿仁村は同3世帯減の899世帯と、900世帯を割り込んだ。同地方の市町村別人口と世帯数は下表のとおり。   (午前11時)

秋田北地方の29年2月1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 72,963人 70人減 28,249世帯 31世帯減
鹿角市 31,314人 49人減 11,398世帯 4世帯減
北秋田市 32,368人 88人減 12,147世帯 22世帯減
小坂町 5,170人 15人減 2,118世帯 7世帯減
上小阿仁村 2,279人 3人減 899世帯 3世帯減
合計 144,094人 225人減 54,811世帯 67世帯減