2017年2月14日付
前年同月比約30%減

県内建設業の受注額

輸送機械生産額、5カ月連続2ケタ増

 県産業政策課は14日までに、昨年12月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は前年同月に比べて約30%減少し、過去1年間で2番目に大きい落ち込みとなった。輸送機械の生産額は、5カ月連続で2ケタ台の増加率を確保。

 製造業は、生産額が前年同月比0.3%減と横ばいに近い落ち込みで、受注額は同8.8%増加した。増産の動きが広がる輸送機械の生産額は、同16.8%増加して5カ月連続で2ケタ台の伸びに。反面、前年10月に同88.9%増、翌11月に13.7%増と伸びに乱高下がありながらも2カ月連続で2ケタ増を確保した一般機械は、一部で出荷の遅れが生じたことなどを背景に同41.5%の大幅減となった。製造業全体の3カ月先の業況見通しDIは、3カ月連続でマイナスを脱せずにいるものの、マイナス幅は前月の18.1から2.4に縮小。

 建設業は、受注額が前年同月比29.8%、完工高が同31.6%の各減少。うち受注額は3カ月連続で落ち込み、過去1年間では2月の34.1%減に次ぐ水準だった。公共投資は3カ月ぶりに前年同月を上回り、3カ月先の業況見通しDIは前月に続いてプラスマイナス0を維持。

 小売業の売上高は、前年同月比0.6%減と横ばいに近い落ち込み。品目別売上高は、冬物商品の動きが鈍かったことなどを背景に衣料品が同8%、身回品が同5.5%それぞれ減少したほか、家電品も2.7%落ち込んだ。飲食料品は同0.2%減少し、5カ月連続で落ち込んだものの、同5カ月の減少率としては最も小幅。小売業の3カ月先業況見通しDIは3カ月連続のマイナスながら、マイナス幅は前月の44.4から29.6に縮小した。

 サービス業の売上高は、前年同月比3%の増加。木材チップの取扱量増などを背景に運輸が同2.9%増加した一方、 旅館・ホテルは同3.6%減少し、同5カ月連続で落ち込んだ。サービス業全体の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス41.4から同13.8へと悪化の度合いがいくぶん緩和。