2017年2月10日付
今季初20人超え

秋田北地方の定点あたり患者数

インフルエンザ、一層流行

 県健康推進課は9日、第5週(1月30日〜今月5日)の感染症発生状況を公表した。第4週(1月23日-29日)に今季初めて20人を超えた県平均の定点医療機関あたりインフルエンザ患者数はさらに増加し、30人超えが視野に入ってきた。このうち秋田北地方は大館、北秋田両管内とも同患者数が今季初めて20人を突破。県全体でインフルエンザの集団発生や集団風邪の多発状態が続いている。

 同課が作成した第4週と第5週の比較によるインフルエンザ定点医療機関あたり患者は下表のとおりだが、第1週18.30人、第2週16.37人、第3週16.74人と10人台で推移してきた県平均は、第4週に23.56人を数え、今季初めて20人を突破。さらに、第5週は4週比2.88人、12.2%増の26.44人にのぼり、30人超えが視野に入ってきた。

 うち秋田北地方は、大館管内(大館市、鹿角市、小坂町)が第4週の17.00人から22.14人に、北秋田管内(北秋田市、上小阿仁村)が同12.67人から20.67人にそれぞれ増加し、ともに今季初めて20人を超えた。

 同課は秋田市、能代、秋田中央、由利本荘、湯沢の計5管内に流行発生警報、大館、北秋田、大仙、横手の4管内に同注意報を"発令"。「すべての保健所管内が、警報または注意報レベル。冬休みが終わり、学校などからの集団風邪報告も増加している」として、ワクチン接種や咳エチケット、外出後の手洗いの励行、適度な湿度管理、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、人混みや繁華街への外出を控えるなどの予防策を県民に促している。

 インフルエンザの集団発生は新たに、前週発表(8件)の2倍近くにのぼる15件の報告が2日から8日までの間にあった。うち秋田北地方関係は、鹿角市のわかば保育園(6日報告)、北秋田市の特別養護老人ホーム森泉荘と米内沢保育園の計3施設。わかば保育園は園児55人中8人、職員20人中3人の計11人、森泉荘は利用者63人中9人、職員51人中2人の計11人、米内沢保育園は園児95人中9人、職員24人中1人の計10人が、それぞれ罹(り)患した。

 このほか、集団風邪は県全体で新たに44施設(前週発表比8施設減)から報告があった。うち同地方関係は大館市山瀬小(8日から10日まで1年を学年閉鎖、4年1組を学級閉鎖)、北秋田市鷹巣小(9日から2日間、1年1組を学級閉鎖)、大館市北陽中(7日から2日間、2年を学年閉鎖)、大館桂桜高(2日から5日まで2年G組、6日から8日まで1年A組、B組、C組、2年D組を各学級閉鎖)、秋田北鷹高(6日から8日まで1年C組を学級閉鎖)の計5校で、前週発表と同数。  (午前零時)

170210AP1.JPG - 45,843BYTES
170210AP2.JPG - 28,759BYTES