2017年2月8日付
件数は東北最多

1月の県内倒産

負債額は前年の6倍以上

 1月の県内倒産件数は、東北で最も多かった。東京商工リサーチが8日公表した同月の全国企業倒産状況で示されたもの。負債総額は、前年同月の6倍以上にのぼった。

 全国計の企業倒産(負債額1,000万円以上)は件数が前年同月比10.3%、70件減の605件、負債総額が同1.2%、15億6,000万円増の1,284億8,700万円。

 うち件数は2カ月ぶりに前年を下回り、1月としては平成2年の455件以来の低水準に。10産業中9産業で減少した中、唯一増加した「サービス業他」(前年同月比11.8%増)は、6カ月連続で前年を上回った。これは飲食業が同11件増の64件で過去1年間で最多にのぼるなど、件数を押し上げたため。一方、前月に4カ月ぶりに増加に転じて動向が注目された建設業は、同13.9%減の111件にとどまった。

 負債総額は同1.2%、15億6,000万円増加し、2カ月ぶりに前年を上回った。負債10億円以上の大型倒産が同1件増の25件と、28年2月以来11カ月ぶりに前年同月を上回ったのが影響した。ただ、全体では負債1億円未満が447件(構成比73.8%)と7割を占め、小規模倒産が依然高比率であることに変わりはない。

 県内の倒産規模は、件数が前年同月の5件から9件へと2倍近くに膨らんだ。過去5年間の同月では、26年と並んで最多。東北6県で最も多く、以下、宮城、岩手両県の各5件、青森の4件、福島の3件、山形の1件と続いた。

 県内の負債総額は、前年同月の1億8,000万円から11億1,600万円へと6.2倍に膨らんだ。東北では岩手県の33億5,300万円、青森の18億4,700万円に続く規模。 (午後3時)