2017年2月3日付
初めて4,000人突破

昨年末現在の県内運転免許人口減少数

背景に人口減や自主返納拡大

 県内の運転免許人口は昨年末現在で約68万1,250人となり、同現在の前年比減少数としては初めて4,000人を超えた。県警がまとめた同現在の運転免許保有者状況で示されたもの。県人口の減少に加えて運転免許を返納する動きが高齢者を中心に増加傾向にあるのが、運転免許人口減少拡大の主因とみられる。

 県警が作成した過去10年間(12月末現在)の運転免許人口推移は下表のとおりだが、うち28年は男性37万455人、女性31万797人の計68万1,252人。男性は一貫して減少し、増加し続けていた女性も27年に減少に転じ、28年には減少数が前年の5倍近くに拡大した。この結果、男女計は前年に比べて4,225人減少し、同現在としては初めて4,000人を超えた。

 減少拡大の背景には、県人口の減少と高齢者を中心とする運転免許返納の増加があるとみられる。ちなみに、28年10月1日現在で85年ぶりに101万人を割り込んだ県人口は、3月中(4月1日現在)に100万人を割り込む公算が大きい

 また、65歳以上人口の割合を示す高齢化率が全国で最も高い本県は27年国調結果で33.5%と県人口の3人に1人を超える中、28年中に運転免許を自主返納した65歳以上の県民は2,543人を数え、記録が残る14年以降最も多かった。同返納分は、昨年末現在の減少数の約6割を占める計算だ。

 28年の県内交通事故死者数は54人で、2年連続で増加し、5年ぶりに50人を突破。66.7%の36人が65歳以上で占めるなど、依然として高齢者の死亡事故抑止が最大課題の1つに挙げられる中、県警は今年、高齢者の運転免許自主返納促進に向けて前向きな取り組みを展開する方針。 (午前零時)

年   次

男女別(%)

総数(人)

前年比(増減率(%))

男(人)

女(人)

男(人)

女(人)

計(人)

平成19年

395,688

302,474

698,162

-2,296

1,507

-789

(56.7)

(43.3)

(-0.6)

(0.5)

(-0.1)

平成20年

392,683

304,304

696,987

-3,005

1,830

-1,175

(56.3)

(43.7)

(-0.8)

(0.6)

(-0.2)

平成21年

389,604

305,557

695,161

-3,079

1,253

-1,826

(56.7)

(44)

(-0.8)

(0.4)

(-0.3)

平成22年

386,440

306,403

692,843

-3,164

846

-2,318

(56.3)

(44.2)

(-0.8)

(0.3)

(-0.3)

平成23年

384,313

307,719

692,032

-2,127

1,316

-811

(55.5)

(44.5)

(-0.6)

(0.4)

(-0.1)

平成24年

382,452

309,263

691,715

-1,861

1,544

-317

(55.3)

(44.7)

(-0.5)

(0.5)

(0)

平成25年

380,413

310,755

691,168

-2,039

1,492

-547

(55)

(45)

(-0.5)

(0.5)

(-0.1)

平成26年 377,454 311,312 688,766 -2,959 557 -2,402
(54.8) (45.2)   (-0.8) (0.2) (-0.3)
平成27年  374,255  311,222  685,477  -3,199  -90  -3,289
 (54.6) (45.4)    (-0.9)  (0.0)  (-0.5)

平成28年

370,455

310,797

681,252

-3,800

-425

-4,225

(54.4)

(45.6)

(-1.0)

(-0.1)

(-0.6)