2017年1月31日付
統計史上最高1.27倍
 
昨年12月の県内有効求人倍率
 
改善の動き続く

 秋田労働局は31日、昨年12月の一般職業紹介状況を公表した。県内有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍で、前月を0.04ポイント上回った。2カ月連続で上昇し、統計史上最高を記録。県内の雇用失業情勢について同局は前月と同様、「改善の動きが続いている」とした。

<求人・求職の動向> 県内の新規求人数は前年同月比6%、463人減の7,290人で、2カ月ぶりの減少。主な産業別では建設業が760人で前年同月比17.3%(112人)、卸・小売業が1,351人で同18.2%(208人)、生活関連サービス業・娯楽業が356人で同2.3%(8人)、医療,福祉が1,549人で同4.4%(65人)それぞれ増加した反面、製造業が689人で同5.1%(37人)、宿泊業・飲食サービス業が609人で同53.9%(711人)、サービス業(他に分類されないもの)が878人で同19.8%(217人)それぞれ減少した。

 

 有効求人数は2万902人で、前年同月に比べて5.2%、1,042人増え、36カ月連続の増加。対する新規求職者数は同12.2%、549人減の3,955人で、同41カ月連続で減少した。有効求職者数は同9.8%、1,733人減の1万5,940人で、同84カ月連続の減少。

 

<態様別新規求職者の動向> 新規求職者3,149人のうち在職者は1,061人で、前年同月に比べて9.9%、116人減少した。離職者は1,778人で同16.3%、345人の減少、無業者は310人で同20.9%、82人の減少。離職者の主な内訳のうち、事業主都合は同20.1%、140人減の558人で同10カ月連続の減少、自己都合は同13.8%、178人減の1,113人で同3カ月連続の減少。

 

<就職の動向> 就職者数は前年同月比8.3%、161人減の1,771人で、同9カ月連続の減少となった。うち雇用保険受給者は同1%、4人増の414人で、同2カ月ぶりの増加。45歳以上は同5.4%、39人減の681人で、同2カ月連続の減少。

 

<有効求人倍率> 求職者1人に対する求人数を示す県内有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍。前月を0.04ポイント上回り、昭和38年の統計開始以来最高だった前月の記録を更新した。25カ月連続の1倍超。全国平均は前月を0.02ポイント上回る1.43倍で、3年7月の1.44倍以来25年5カ月ぶりの高水準。また、28年平均では同0.16ポイント上回る1.36倍で、3年の1.40倍以来25年ぶりの高水準となった。このほか、総務省が同日公表した昨年12月の完全失業率は(季節調整値)は2カ月連続3.1%。完全失業者数は、前年同月比14万人減の208万人だった。  (午後2時)

過去1年間の有効

求人倍率月別推移

28年/1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

県内の有効求人倍率

1.08倍

1.08倍

1.05倍

1.14倍

1.18倍

1.18倍

1.22倍

1.17倍

1.20倍

1.19倍

1.23倍

1.27倍

全国平均の有効求人倍率 1.28倍 1.28倍 1.30倍 1.34倍 1.36倍 1.37倍 1.37倍 1.37倍 1.38倍 1.40倍 1.41倍 1.43倍