2017年1月29日付
昨年の秋田北地方は26件

子どもへの声かけ不審者件数

大館市は前年比倍増

 秋田北地方では昨年、子どもに声をかける不審者事例が延べ26件発生した。県警がまとめた28年「子ども対象声かけ事案等の発生状況」で示されたもの。うち大館市は前年に比べて倍増し、群を抜いて多い秋田市に次ぐ件数にのぼった。

 子どもが犯罪に巻き込まれるケースは依然として全国で後を絶たず、中には凶悪犯罪も。このため、犯罪の未然防止に向けた一般市民などからの情報提供は、一層重要性を増している。

 県警が作成した28年(上段)と27年(下段)の比較による地域別発生件数は下表のとおりだが、このうち大館市、北秋田市・上小阿仁村地域、鹿角市・小坂町同からなる秋田北地方は前年比3件増の26件だった。

 内訳は、大館市が前年比倍増の16件で、81件と圧倒的に多い秋田市に次ぐ水準。また、鹿角市・小坂町は前年と同数の9件で、北秋田市・上小阿仁村は前年の6件から1件に激減した。

 県全体では、不審者から声をかけられるのは高校生が98件で最も多く、これに小学校中学年が46件、同高学年が44件とほぼ同水準で続いた。

 このほか、声をかけられる時間帯は部活などを終えて下校する時間帯と符合する午後4時から6時までが61件で最も多く、声をかけられる場所は路上が121件で群を抜いた。県警は「午後から夕方にかけての時間帯は要注意。夕暮れが早いから、家まで気をつけて帰ろう」と児童、生徒らに呼びかけている。

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