2017年1月28日付
本県は全国屈指の"定住県"

27年国勢調査結果

一方で深刻な人口流出

 本県は5年前から同じ場所に住んでいる人の割合が全国最高、出生時からでは同3番目に高く、県内外の別の場所に移り住む移動人口の割合は全国最低だった。総務省が27日公表した27年国勢調査結果の「移動人口の男女・年齢等集計結果」で示されたもの。同じ場所から動かない"県民性"であることを示した反面、転出超過率が全国2番目タイに高いなど、人口流出に歯止めがかからない現状をあらためて浮き彫りにした。

 5年前の常住地別人口の割合によると、移動人口の割合が全国で最も高いのは東京都の27.3%で、以下、沖縄県の27.1%、宮城県の25.8%などが続いた。全国平均は21.9%。本県の状況は表1のとおりだが、同割合は全国で最も低い15.2%で、同じく全国最低だった22年の前回国勢調査に比べて0.8ポイント低下した。

 これに対し、5年前と同じ場所に住んでいる人(現住所)の割合は、前回国調を0.8ポイント上回る84.8%。全国平均を6.7ポイント上回り、前回国調に続いて全国で最も高い。本県は定住化傾向が全国で最も強いことをあらためて示す結果となった。

 また、出生時から現在の場所に住んでいる人の割合は全国平均で13.8%。山形県が23.6%で最も高く、最低は北海道の8.9%だった。本県の状況は表2のとおりだが、同割合は22%で山形県、福井県(23.2%)に続いて全国3番目に高い。

 転入・転出超過率をみると、転入者数が転出者数を上回った比率を示す転入超過率が全国で最も高いのは埼玉県の1.4%で、これに滋賀、愛知、東京の3都県が各1.2%で続いた。

 一方、転出者数が転入者数を上回った比率を示す転出超過率は、福島県が2.6%で最も高い。本県の状況は表3のとおりだが、転出者数が転入者数を大きく上回る本県は転出超過率が前回国調より0.1ポイント低下したものの、1.3%で隣県の青森とともに福島県に次いで高かった。  (午前零時)

(表1)

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(表2)

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(表3)

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