2017年1月18日付
春の婚礼シーズンへ活発商戦

県内の関係業界

カップル"争奪"あの手この手

 春の婚礼シーズンに向け、秋田北地方をはじめ県内の総合結婚式場、ホテル、家具業界は「結婚展」「ブライダル・フェア」などの催しが本格化しようとしている。本県の婚姻率は依然として全国最低な一方で、県内の景気は「基調としては緩やかな回復を続けている」だけに、関係業界は何とか婚礼商戦を盛り上げようと躍起だ。

 28年の人口動態統計は5月をめどに公表されるが、27年の結果によると県内の婚姻数は3,613組。前年に比べて229組減少しており、28年は3,500組を割り込んだ可能性も。人口1,000人あたりの婚姻率は前年比0.2ポイントダウンの3.5で、12年以来16年連続で全国最下位に甘んじ、全国平均を1.6ポイント下回った。

 婚姻件数が頭打ちな中、1組でも多くカップルを獲得しようと、県内の関係業界はあの手この手を駆使。県内の「結婚展」「ブライダルフェア」をいくつか挙げると、結婚衣裳と引き出物に加え、家具などの展示に重点を置くパターンが少なくない。しかも、それぞれ異なる業者がタイアップしながら1つのイベントとして盛り上げようとするケースが主流。

 例えば、あるホテルが企画しているブライダル・フェアは、ウェディングケーキなどの実演、料理コーナー、新婚旅行案内、写真、花、宝石、衣装、着付け、と専門業者がそれぞれかかりっきり。 さらに、来場者にはホテルの宿泊食事券、商品券をプレゼントするなど、早くも商戦過熱の様相を呈している。