2017年1月10日付
2年連続で減少

県内の28年特殊詐欺被害

4年ぶり50件、1億円割る

 県内では特殊詐欺被害認知件数、同被害総額ともに2年連続で減少した。県警が10日公表した28年同被害認知状況(暫定値)で示されたもの。認知件数は4年ぶりに50件を、被害総額は4年ぶりに1億円をそれぞれ下回った。

 特殊詐欺は、架空請求や融資保証などの「振り込め詐欺」と金融商品やギャンブルなどの「振り込め詐欺以外」に分類している。県内の過去5年間の認知状況は〇24年=件数23件、被害総額5,795万4,2915円〇25年=76件、2億9,373万7,883円〇26年=86件、3億1,455万2,615円〇27年=57件、2億245万1,293円○28年=36件、8,836万2,482円。

 被害件数が統計開始以降最も多かったのは16年の132件で、28年は24年以来4年ぶりに50件を下回った。また、被害総額は26年に過去最悪を記録したが、27年以降連続で減少し、28年は24年以来4年ぶりに1億円を下回った。被害の未然防止に向けて関係機関、団体がさまざまな取り組みを展開しているのも功を奏してか、件数、被害額とも2年連続で減少。

 県警が作成した28年と27年の各内訳は下表のとおりだが、最も被害規模が大きい架空請求は件数で前年比9件、32.1%減の19件、被害総額で同4,576万4,200円、40.9%減の6,617万1,800円にとどまった。被害総額が1億円を下回ったのは2年ぶり。

 また、オレオレ詐欺は件数で前年の17件から4分の1以下の4件に抑えられたほか、被害総額も同4,139万6,000円から571万円へと10%台に激減した。反面、還付金などの詐欺被害は件数で同3件から5件へと2倍近くに増え、これに伴って被害総額も同220万8,955円から404万7,104円へと1.8倍以上に膨らんだ。   (午前11時半)

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