2017年1月1日付
5年ぶり50人突破

昨年の県内交通事故死者数54人

秋田北地方は12人

 28年の県内交通事故死者数は、54人だった。2年連続で増加し、5年ぶりに50人を突破。うち秋田北地方は2年ぶりに10人を超え、20年以降では2番目に多かった。県は、3日まで「高齢者交通死亡事故多発注意報」を出している。

 県警のまとめによる28年の月別交通事故死者数は○1月=2人(前年同月と同数)○2月=1人(同1人減)○3月=5人(同5人増)○4月=3人(同1人増)○5月=6人(同5人増)○6月=同(同1人増)○7月=4人(同2人増)○8月=4人(前年同月と同数)○9月=5人(同)○10月=6人(同4人増)○11月=5人(同2人増)○12月=7人(同2人減)。

 特異なケースとしては、10月21日午前4時ごろ、由利本荘市の日本海東北自動車道下り線の大内ジャンクション入り口付近を逆走した軽乗用車がトラックと衝突し、軽乗用車の70〜80代の男女3人が死亡した事故などが挙げられる。

 11年以降の県内の交通事故死者数推移は11年102人、12年96人、13年75人、14年98人、15年94人、16年78人、17年75人、18年74人、19年71人、20年61人、21年64人、22年60人、23年57人、24年42人、25年48人、そして26年が37人で昭和28年の39人以来61年ぶりに40人未満に抑えた。

 一方、27年は38人を数え、2年連続で40人未満を達成したものの、わずか1人差で2年ぶりに増加。また、28年は54人にのぼり、2年ぶりに増加し、23年の57人以来5年ぶりに50人を超えた。県は、28年から5年間を期間とする第10次交通安全計画で年間死者数を30人以下とする目標を掲げたが、初年からさんざんな結果に終わった形だ。

 28年の死者数54人のうち65歳以上の高齢者は、60.7%を占める36人。同割合は前年を2.5ポイント下回ったものの、死者数は12人増加した。過去20年間で最悪だった26年の81.1%から2年連続で60%台に改善したが、15年連続50%超に。高齢者の死亡事故が続出している事態を重くみた県は、12月17日に続き、同30日にも今月3日までを期間とする「高齢者交通死亡事故多発注意報」を発令した。

 秋田北地方の20年以降の年間死者数推移は20年が13人、21、22年が各10人、23年が8人、24年が7人、25年、26年が各11人、27年が8人、そして28年は12人。2年ぶりに10人を超え、同以降では20年に次いで多い。   (午前8時半)

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