2016年12月21日付
期間中は3人が死亡
 
県内、年末の交通安全運動終了

きょうまで高齢者交通死亡事故多発注意報

 年末の交通安全運動期間中に県内では、3人の交通事故死者を出した。これにより、今年の累計死者数は20日現在で51人にのぼり、年間死者数が5年ぶりに50人を突破。同3人がいずれも65歳以上の高齢者なのを受け、県はきょう21日まで「高齢者交通死亡事故多発注意報」を出している。

 同運動は、11日から20日までの10日間展開。取り締まりや指導などを強化したものの、運動初日の11日に潟上市、14日に秋田市、16日に大館市で各1件の死亡事故が発生した。

 ちなみに、21年以降の同運動期間中の県内死者数推移は21年が3人、22年が5人、23年と24年が各2人、25年が1人、26年が皆無、27年と今年が各3人。

 この結果、20日現在の28年累計死者数は前年同日比15人、41.7%増の51人にのぼり、同運動期間中に50人を超えた。年計の50人突破は、23年の57人以来5年ぶりとなる。

 同期間中に亡くなったのがいずれも65歳以上の高齢者なのを憂慮した県は、11月1日に「高齢者交通死亡事故多発注意報」制度を新設して以来初めて、17日からきょう21日までの5日間にわたって同注意報を発令中。同運動期間中に発生した死亡事故の内訳は次のとおり。   (午前10時)

○16日=午後4時ごろ、トラックを運転していた大館市釈迦内の男性会社員(68)が同市字池内道上の市道で道路脇の電柱に衝突し、同市の病院で約1時間45分後に出血性ショックで死亡。

○14日=午後2時50分ごろ、秋田市仁井田の市道を横断していた同市の男性(82)が、同市のパート従業員の女性(53)の軽乗用車にはねられ、同市の病院で約1時間10分後に脳挫傷で死亡。

○11日=午後零時10分ごろ、潟上市昭和大久保の国道101号で、山形市の会社員(68)の軽乗用車と潟上市の会社役員(49)の乗用車が衝突し、軽乗用車の助手席に同乗していた女性が秋田市の病院で約1時間40分後に頸椎骨折などで死亡。