2016年12月18日付
全県1位から脱落

飲酒運転追放運動で上小阿仁村

1人の酒気帯びで14位に後退

 飲酒運転追放運動で2年連続県内ベスト1の期待がかかっていた上小阿仁村から、ついに飲酒運転検挙者が出た。県の県民生活課が18日までにまとめた11月末現在の28年飲酒運転等住居別実態調査結果で示されたもの。前月まで県内1位タイを堅持していた同村は、25市町村中14位に大きく後退し、年間"トップ争い"から脱落した。

 同調査は「県飲酒運転追放県民運動」の一環として、昭和54年から県内市町村間で飲酒運転追放などについて競いあい、飲酒運転徹底追放意識の高揚を図るのが狙い。1年間にわたって展開し、その年の成績優秀な自治体(優良5市町村)を知事表彰する。

 飲酒運転による違反(酒酔い・酒気帯び)が1件につき1点、飲酒運転による事故の負傷が同3点、死亡が同8点のほか、飲酒運転以外の死亡事故が同3点の換算で算出し、これに各市町村の運転免許人口を勘案して県内順位を決定。

 県民生活課がまとめた県内各市町村の11月と28年11月末現在の累計内訳は下表のとおりだが、このうち秋田北地方の上小阿仁村は前月まで八峰、井川の両町とともに県内ベスト1の座を堅持していた。同村には県内で唯一、2年連続1位の期待がかかっていたが、11月に酒気帯び運転で1人検挙。

 同調査は運転免許人口が少ない自治体ほど1人の違反、1件の事故で大きく順位が下がる"仕組み"。同人口が県内最少の同村では、わずか1人の違反によって1位から14位にランクダウンした。ちなみに、同月は井川町で飲酒運転以外の死亡事故が1件発生しており、1位から21位に順位を下げた。

 この結果、26年に全県ワーストの苦杯をなめ、翌27年に4位と巻き返して優良5市町村に食い込んだ八峰町が単独1位に。同町の年間最優秀の行方は、忘年会などで飲酒機会が増える今月を乗り切れるかどうかにかかっている。

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