2016年12月9日付
県内突出の急増ぶり

北秋田管内の感染性胃腸炎

県平均の定点患者、今季初の5人超え

 北秋田保健所管内(北秋田市、上小阿仁村)は、感染性胃腸炎の定点医療機関あたり患者数が県内で突出した急増ぶりをみせている。他管内でも増加傾向を強めているのを受け、県平均の同患者数は今季初めて5人を超えた。

 県健康推進課が8日公表した今年第48週(11月28-今月4日)と第47週(11月21-27日)の県平均と管内別の定点医療機関あたり感染性胃腸炎患者数推移は下グラフのとおりだが、うち47週に9保健所管内中2番目に多い7.50人だった北秋田管内は2倍以上の16.00人に急増し、県内ワーストに。

 北秋田をはじめ秋田市、大館、秋田中央、由利本荘、大仙、湯沢の計7管内で増加したのを受け、県平均の同患者数は27週の3.66人から5.09人に増加した。5人を超えたのは今季初めてで、昨年2月以来となる。

 一方、感染性胃腸炎の集団発生は今月1日から7日までの間に、秋田北地方の3施設を含む5施設から新たな報告があった。うち同地方は、北秋田市の認定こども園しゃろーむと鷹巣中央保育園、大館市のたしろ保育園。

  認定こども園しゃろーむは11月21日から今月1日までの期間、園児137人中8人、職員46人中1人の計9人に嘔吐、下痢の症状が現れ、検査をした10人中3人からノロウイルスGUを検出した。

 また、鷹巣中央保育園は11月30日から今月2日までの期間、園児125人中9人、職員32人中5人の計14人に嘔吐、下痢の症状が現れ、検査をした10人中3人からノロウイルスGUを検出。たしろ保育園は11月26日から今月2日までの期間、園児158人中12人に嘔吐、下痢、発熱の症状が現れた。検査は未実施。

 このほかの感染症集団発生報告のうち同地方関係は、大館市西館保育園で流行性耳下腺炎による集団発生があった。同園では8月30日から今月5日までの期間、園児76人中30人に同感染症の症状が現れた。  (午前零時)

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