2016年12月4日付
東北2番目の高さ

県内の老舗率2.3%

5年前比で0.3㌽上昇

 県内企業の中で来年時点で創業100年以上となる「老舗企業」の割合、老舗率は東北で2番目に高い2.3%だった。東京商工リサーチが2日公表した全国「老舗企業」調査結果で示されたもの。東北の老舗率は、全国8地区の中で2番目に高い。

 東京商工リサーチが保有する企業データ約309万社から、創業年が1917年(大正6年)以前の企業を対象に抽出した調査結果で、創業100年以上を「老舗企業」とした。

 老舗率が全国で最も高い地区は北陸で2.1%。5年前の前回調査より0.1ポイント上昇し、8地区中唯一2%を超えた。次いで高いのは東北で、前回の1.7%から1.9%にアップ。

 東北は、温泉のほか鋳物で歴史のある山形県(3.3%)、林業や関連産業が発展した本県(2.3%)、酒蔵が多く安土桃山時代に始まった会津塗で有名な福島県(1.9%)が上位に。うち本県は、前回から0.3ポイント上昇した。

  全国の老舗企業は3万3,069社。前回に比べて5,628社、20.5%増加し、3万社を超えた。最古の老舗企業は社寺建築の金剛組(大阪府)の578年創業で、1,439年の歴史を誇る。以下、587年創業の華道「池坊」の池坊華道会(京都府)で1,430年、705年創業の旅館業の西山温泉慶雲館(山梨県)で1,312年などが続き、業歴1000年以上(創業1017年以前)は7社。(午前零時)