2016年12月2日付
5年ぶり50人突破の懸念も

県内の交通事故死者数

11月末現在、増加率全国ワースト3

 今年の県内交通事故死者数は、年計で5年ぶりの50人突破が懸念される状況となっている。11月末現在で47人にのぼり、前年同期比増加率は全国ワースト3に位置しているほか、同増加数は同4位と顕著な悪化ぶりだ。

 警察庁が1日公表したところによると、11月末現在の28年交通事故死者数は全国計で3,484人で、前年同期に比べて190人、5.2%減少した。うち11月は前年同月比29人、7.7%減の350人と改善傾向が続いている。東北(6県)は11月末現在の累計で前年同期比22人、7.1%増の333人を数え、全国に逆行して悪化しているものの、11月は前年同月の34人から31人へといくぶんながら減少した。

 11月の県内は、前年同月比倍増の6人。この結果、11月末現在の累計は47人にのぼり、前年同期に比べて18人、62.1%増加した。ちなみに、同現在の増加率全国ワーストは徳島県の84%で、長野県が82.3%で続き、本県は3番目。また、増加数全国ワーストは長野県の51人で、三重、徳島両県が各21人で続き、本県は4番目。

 過去5年間の県内交通事故死者数は年計で23年が57人、24年が42人、25年が48人、26年が37人、27年が38人。2年連続で増加している今年は、この5年間で最悪となる可能性があるほか、23年以来5年ぶりの50人突破も懸念される。なお、11月末現在の県内交通事故発生件数は前年同期比4件減の1,943件と横ばい水準で、交通事故に伴う負傷者数は同84人、3.6%増の2,410人と悪化。 (午前零時)