2016年11月29日付
統計史上3番目の高さ
 
10月の県内有効求人倍率
 
2カ月ぶり下降1.19倍

 秋田労働局は29日、10月の一般職業紹介状況を公表した。県内有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍で、前月を0.01ポイント下回った。2カ月ぶりのダウンながら、統計史上3番目の高さ。県内の雇用失業情勢について同局は前月と同様、「改善の動きが続いている」とした。

<求人・求職の動向> 県内の新規求人数は前年同月比2.3%、111人減の8,720人で、2カ月連続の減少。主な産業別では建設業880人(前年同月比10.4%、83人増)、製造業967人(同7.1%、64人増)、卸売業・小売業1,613人(同6%、91人増)、医療,福祉1,526人(同0.1%、2人増)でそれぞれ増加した反面、運輸業・郵便業551人(同12.8%、81人減)、宿泊業・飲食サービス業864人(同0.7%、6人減)、サービス業=他に分類されないもの=1,088人(同15.6%、201人減)でそれぞれ減少した。

 

 有効求人数は2万1,938人で、前年同月に比べて1.7%、373人増え、34カ月連続の増加。対する新規求職者数は同10.5%、512人減の4,343人で、同39カ月連続で減少した。有効求職者数は同6.6%、1,207人減の1万6,964人で、同82カ月連続の減少。

 

<態様別新規求職者の動向> 新規求職者4,281人のうち在職者は1,427人で、前年同月に比べて7.8%、120人減少した。離職者は2,394人で同11.5%、311人の減少、無業者は460人で同12.4%、65人の減少。離職者の主な内訳のうち、事業主都合は同7.3%、56人減の713人で同8カ月連続の減少、自己都合は同13.5%、237人減の1,521人で同2カ月ぶりの減少。

 

<就職の動向> 就職者数は前年同月比6.8%、148人減の2,042人で、同7カ月連続の減少となった。うち雇用保険受給者は同3.9%、19人増の502人で、同8カ月ぶりの増加。45歳以上は同1.2%、10人増の846人で、同7カ月ぶりの増加。

 

<有効求人倍率> 求職者1人に対する求人数を示す県内有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍。前月を0.01ポイント下回って2カ月ぶりの落ち込となったものの、昭和38年の統計開始以来最高だった7月の1.22倍、9月の1.20倍に続いて3番目に高い。全国平均は前月を0.02ポイント上回る1.40倍で、平成3年8月と並んで22年5カ月ぶりの高水準となった。全47都道府県で7カ月連続の1倍超。このほか、総務省が同日公表した10月の完全失業率は(季節調整値)は2カ月連続3.0%。完全失業者数は前年同月比13万人減の195万人で、7年2月以来21年8カ月ぶりに200万人を下回った。  (午後2時半)

過去1年間の有効

求人倍率月別推移

27年/11月

12月

28年/1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

県内の有効求人倍率

1.09倍

1.09倍

1.08倍

1.08倍

1.05倍

1.14倍

1.18倍

1.18倍

1.22倍

1.17倍

1.20倍

1.19倍

全国平均の有効求人倍率 1.26倍 1.27倍 1.28倍 1.28倍 1.30倍 1.34倍 1.36倍 1.37倍 1.37倍 1.37倍 1.38倍 1.40倍

※27年12月以前の数値は、1月分公表時に新季節指数により改訂された。