2016年11月20日付
前年比増加率が大幅拡大

県内建設業の受注額

3カ月先見通し、小売業除き厳しく

 県産業政策課は20日までに、9月の県内経済動向調査結果をまとめた。各業種のうち建設業は、受注額の前年同月比増加率が前月より大幅に拡大。3カ月先の業況見通しDIは、小売業でいくぶん改善したのを除いて軒並み悪化した。

 製造業は生産額が前年同月に比べて1%、受注額が同3.8%それぞれ増加。海外向け製品に円高などによる影響が引き続きみられたものの、医療機器や輸送機械などが好調だった。しかし、3カ月先の業況見通しDIは前月の6.0からマイナス3.6に暗転。

 建設業は、完工高が前年同月に比べて15.1%減少した一方、受注額は前月の同1.9%から24%に増加幅が拡大した。公共投資は、3カ月ぶりに前年同月を上回った。しかし、3カ月先の業況見通しDIは前月の12.5から43.8のマイナスに暗転した。

 小売業の売上高は、前年同月比1.5%の緩やかな減少。品目別の売上高は、テレビなどが堅調だったのを受けて家電品が同2.2%増加した反面、衣料品が同10%落ち込んだほか、飲食料品が同1.7%、身回品が同0.6%の各減少。それでも、小売業の3カ月先業況見通しDIは前月のマイナス23.1からプラスマイナス0に改善した。

 サービス業の売上高は、同2.8%の減少。内訳は「その他サービス」が同13.2%の目立った減少ぶりを示し、旅館・ホテルが同0.6%、運輸が0.1%と横ばい水準の落ち込みだった。前月にマイナスに転じたサービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス10.7から同31.0に悪化の度が拡大。