2016年11月19日付
先月は15人が負傷

秋田北地方の労働災害

木造家屋建築現場で死者

 秋田北地方では先月、15人が労災で負傷した。秋田労働局がまとめた10月末現在の28年労働災害発生状況で示されたもの。同地方の累計労災死者数は前年同期の半数以下ながら、10月には新たに1人死亡した。 

 各労基署管内の10月末現在の労災負傷者数と死者数は下表のとおりだが、うち秋田北地方5市町村を管轄する大館管内の負傷者数(4日以上の休業)は前年同期比10人、6.1%減の153人。10月だけでは、前年同月を2人下回る15人が負傷した。同管内の累計負傷者数は減少を維持しているものの、6管内中、秋田管内の292人に次いで多い。

 大館管内で最も累計負傷者数が多い業種は建設業だが、前年同期比16人減の32人と改善傾向。死者数は前年同期の4人に比べれば大きく改善したものの、10月に木造家屋建築現場で今年初めての死者を出した。

 次いで負傷者数が多いのは製造業で、前年同期比6人減の31人。前月末までは最も多かったが、10月末現在では建設業に次いで2番目となった。

 一方、商業の負傷者数は3番目に多い26人だが、同12人、85.7%増と顕著な悪化ぶり。以下、保健衛生業の16人(同4人減)、林業の7人(同7人減)などが続く。うち林業は負傷者こそ半減したものの、3月に死亡事故が発生したことにより、前年同期に皆無だった死者を1人出している。

 県全体の累計負傷者数は同60人、8.4%増の777人で、うち10月は84人。一方、累計死者数は前年同期の14人から9人に減少するなど、いくぶんながら改善傾向にある。

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