2016年11月18日付
全国平均上回る7.3

県内の27年度中絶実施率 

件数、少ない方から全国9番目

 27年度に県内で実施された人口妊娠中絶は1,231件で前年度に比べて減少したが、15〜49歳の女性人口1,000人あたりの中絶実施率は前年度に続いて全国平均を上回った。厚生労働省が17日公表した27年度「衛生行政報告例の概況」の母体保護関係で示されたもの。毎年減少している全国の同中絶件数は17万件台となり、過去最少を更新した。

 母体保護法などに基づいて都道府県知事への届け出が必要な妊娠22週未満の中絶件数を対象とする人工妊娠中絶は、全国計で前年度比5,517件、3%減の17万6,388件。避妊法の普及、啓発になどに加えて結婚前の性行動が停滞していることなどを背景に統計が残る昭和30年度以降減少の一途をたどり、27年度は過去最少を更新した。

 各年齢層のうち10代の中絶は同1,741件、9.8%減の1万6,113件で、初めて2万件を下回った25年度以降も確実に減少。最多は20〜24歳の3万9,430件で、421件、1.1%減少したものの、減少率は45〜49歳と並んで最も緩慢。一方、人工妊娠中絶実施率(女子人口1,000人対)は全国平均で6.8となり、前年度を0.1ポイント下回った。

  県内の同中絶件数は下表のとおりだが、総数は同90件、6.8%減の1,231件。全国で最も少ないのは山梨県の489件で、本県は東北最少、全国で少ない方から9番目だった。

 15〜49歳の女性人口1,000人あたりの中絶実施率は7.3で、前年度に比べて0.3ポイント低下したものの、全国平均を0.5ポイント上回った。全国最高は鳥取、鹿児島両県の各10.0で、最低は奈良県の4.0。

161118P1.JPG - 25,653BYTES
161118P2.JPG - 9,901BYTES
161118P3.JPG - 20,796BYTES
161118P4.JPG - 11,513BYTES