2016年11月11日付
メンチカツから大腸菌O157

大館保健所管内で患者

「購入者は連絡を」

 県生活衛生課は10日、加熱不十分なメンチカツを食した大館保健所管内のグループホーム入所者が、O157による腸管出血性大腸菌感染症に罹患していたことを明らかにした。

 先月12日午後11時ごろ、同管内のグループホーム入所者12人中、小坂町の40歳代の男性1人に血便と発熱の症状が現れ、同17日に腸管出血性大腸菌感染症と診断された。

 病因物質の特定解明を委託されていた国立感染症研究所は8日、患者の原因菌が神奈川県と尼崎市で発生したO157食中毒患者の原因菌と遺伝子型が一致したと、大館保健所に連絡。

 同保健所が調査した結果、この患者は先月3日に小坂町で販売された冷凍の惣菜半製品「ジューシーメンチカツ(製造者:タケフーズ株式会社、販売者:米久株式会社)」を食したのが原因、と判明。

 このため同保健所は10日、加熱不十分な同製品を食したことで発生した食中毒、と結論づけた。病因物質は腸管出血性大腸菌O157(VT2)。先月6日の昼食時に食したといい、同患者は入院治療を経て9日に退院した。

 米久が7日から同製品と、同じラインで製造した関連製品を自主回収しており、購入して手元にある場合は購入した販売店に連絡するよう同課は喚起。また、同製品を食して体調を崩した場合は医療機関を受診するとともに、最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけている。  (午前零時)