2016年7月9日付
舌戦にピリオド
 
参院選、18日間に幕 

秋田選挙区、事実上の一騎打ち

 第24回参院選は、今夜8時で街頭演説や連呼行為などの街宣活動に終止符を打った。これにより、18日間にわたる選挙戦に幕を下ろし、いよいよあす10日投開票。秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職と民進党元職による事実上の一騎打ちの様相を強めた中、最終日は3候補とも大票田の秋田市で選挙戦を締めた。

 安倍政権の経済政策・アベノミクスの是非や憲法改正、安全保障などを争点とした今参院選の秋田選挙区は、届け出順に政治団体・幸福実現党新人の西野晃氏(39)、民進党元職の松浦大悟氏(46)=共産、社民推薦=、自民党現職の石井浩郎氏(52)=公明推薦=の3人が立候補。

 自民党現職と野党統一候補による事実上の一騎打ちで、石井候補には安倍首相ら、松浦候補には民進党の岡田克也代表ら、それぞれ党幹部らが続々と応援に駆け付けた。組織票などを手堅くまとめて石井氏がリードしている模様ながら、陣営は危機感を強めており、18日間の選挙戦を終えても票の行方は読みにくい状況だ。

 今選挙は、選挙権年齢が「18歳以上」となって初めての国政選挙だけに、18歳、19歳の投票率にも注目が集まる。とはいえ、秋田北地方は年代層にかかわらず低関心のムードが漂っており、大館市内のある有権者などは「選挙戦の間、3候補者のうち1人だけ、街宣カーで連呼する声が聞こえた。あとの2人は18日間で1度も聞かなかった。テレビ、新聞は連日選挙報道しているものの、地元では投票に向けてのムードが乏しいのでは」と冷ややかな見方も。

 3候補とも計画に沿って県内25市町村をくまなく巡ってはいるものの、大票田とその周辺以外は"声が届いていない"とする感想も少なくない。このため、投票率は56.19%で過去の参院選で最低にとどまった25年の前回を下回るのでは、との懸念も。10日の投票は、午前7時から午後8時(一部を除く)まで県内853カ所で行われる。3候補の選挙ポスターは次のとおり。   前の関係記事  (午後8時)

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