2016年5月23日付
秋田犬を活用し誘客も

県、6月補正予算案を内示

定例県議会30日に開会

 
 県は23日、28年度6月補正予算案を議会各会派に内示した。秋田北地方関係は、秋田犬を活用した国内外からの誘客の促進や比内地鶏産地強化緊急対策事業などを盛り込んだ。6
月県議会は、30日から6月22日までを会期とする予定。

 今補正予算案について県は「国の制度を活用した秋田の創生に向けた取り組みのほか、第2期ふるさと秋
田元気創造プランに基づく事業、公共事業などについて計上した」と説明。

  一般会計補正予算案の規模は96億6157万8000円で、補正後の総額を6101億8657万8000円とした。前年度6月補正後予算との比較では23億9717万円、0.4%の増加。

 同予算案の財源は、特定財源が国庫支出金27億879万4000円、繰入金12億1657万1000円、諸収入29億8326万3000円、県債9億7110万円、その他2億3650万3000円の計81億1623万1000円。一般財源は、繰越金15億4534万7000円。

 秋田北地方関係は、国内外で知名度の高い「秋田犬」を活用した観光誘客を図るため、市町村や民間事業者と連携して受入態勢を整備するとともに、首都圏で集中プロモーションを展開する秋田犬の里魅力アップ促進事業に1億9952万9000円、比内地鶏の販売不振を踏まえてこれまでの販売戦略を見直すとともに、差別化や販路開拓・消費拡大に向けて緊急的な取り組みを行う比内地鶏産地強化緊急対策事業に4984万5000円、などを計上。同地方関係のうち秋田犬、あきた未来づくり交付金事業、比内地鶏関連の内訳は次のとおり。 (午後5時)

<秋田犬を活用した国内外からの誘客の促進> 
 
(1)`秋田犬の里魅力アップ促進事業                                 1億9952万9000円 
 ・事業内容  大館能代空港リムジンバスや秋田内陸線などの車両ラッピング、大館能代空港ターミナルビル内案内表示の多言語化、秋田犬世界写真コンテストの開催、首都圏のJR主要駅などでの集中プロモーションの展開、ハチ公ゆかりの渋谷区でのPRイベントの開催等
 
(2)`「動物にやさしい秋田」発信事業                               946万円 
秋田犬の歴史や文化をはじめとする情報を国内外に発信するとともに、秋田犬とふれあう機会の提供などを通じ、「動物にやさしい秋田」をPR。

 <第2期ふるさと秋田元気創造プランに基づく事業>

〇あきた未来づくり交付金事業
県市町村未来づくり協働プログラムに基づいて実施されるプロジェクトの事業展開を支援するため、「あきた未来づくり交付金」を交付。

上小阿仁村分                                       1000万円
  ・交付対象  多様な交流の推進による地域力強化プロジェクト
  ・事業内容  集住型宿泊交流施設の整備、高齢者の見守り・支え合い体制の充実・強化、里山を活用した交流人口の拡大 
  ・交付金額  2億円(28〜29年度)

大館市分                                            400万円
・交付対象  ハチ公と歴史に触れる交流人口拡大プロジェクト
・事業内容  観光交流拠点施設などの整備、ハチ公・秋田犬のまちのPR強化、駅前の賑わい創出と市内周遊の推進
・交付金額  2億円(28〜30年度)

〇比内地鶏産地強化緊急対策事業                       4984万5000円 
・事業内容  マーケティング調査の実施、比内地鶏の成分分析、販路開拓員の設置、学校給食での利用を通じた消費喚起